2016年08月10日
欧米のものだろう

中学時代からの近視の上、老眼も進んできて、
年々、読書が辛くなっていく。
元々、読書大好き人間であるがゆえに、
昔のように濫読するのは慎しまなければいけないなぁ、
読む本を選ばなければ・・・・と思うようになった。
今年から『読書メーター』で、補習班読書記録を付けている。
今年は、55冊ほど読んだ。
(他に、つまらなくて記録しなかった本が数冊)
あと、コミックスの「進撃の巨人」を、12巻まで読んだ。
今年の残りは、「永遠の0」他を読み返す予定なので、
これ以上は増えないだろうから、
今年読んだ中での、マイベスト10を書いておこう。
第1位 「驕れる白人と闘うための日本近代史」:松原久子
2位 「祖国とは国語」:藤原正彦
3位 「日本人の誇り」:藤原正彦
4位 みをつくし料理帖シリーズ :高田郁
5位 「博士の愛した数式」:小川洋子
6位 「永遠の0」:百田尚樹
7位 「思い出トランプ」:向田邦子
8位 香菜里屋シリーズ :北森鴻
9位 「流れる星は生きている」:藤原てい
10位 「何者」:朝井リョウ
次点というか、読んでいてどうにもストレスフルだったが、
以降、ずっと心に引っ掛かる本として、
番外 「暴力はいけないことだと誰もがいうけれど」:萱野稔人
暴力は正義でも悪でもなく、人間が抗いようがない自然の摂理であり、
これを統御できるのは、法治のみ。
という結論は肯けるが、
強者は弱者を支配し、搾取する権利がある、
という論理は、欧米のものだろう。
Posted by xiaoxia at 17:24
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